お待ち受け法要(法話)

2023/10/13

先日10月7日に総本山知恩院様で厳修されましたお待ち受け法要に大本山善導寺式衆会として出座させていただきました。荘厳な雰囲気の中での法要で、私自身大変貴重な経験をさせていただきました。
そもそもこのお待ち受け法要とは、来年が浄土宗開宗850年の節目の年ですが、その前年に当たる本年にご正当への気運を高める為、10月2日から9日までの間、知恩院御影堂にて各総大本山が各日、特色ある法要を勤めさせていただくことです。
今より約850年前、「智慧第一の法然房」とたたえられた法然上人が1175年(承安5年)に「阿弥陀様の極楽浄土に往生することを願い、ひたすらに南無阿弥陀佛とお称えをすることで救われる」という教えに出会い、浄土宗を開宗されました。
法然上人が遺してくだされた教えが、多くの人に伝われていき、850年の時を経て今私たちの救いの道標となっているのです。
法然上人のおかげで、今私たちがお念仏の教えと出会い、救われていくことの有り難さを感じ、共にお念仏をお称えしていきましょう。合掌🙏
華頂寺住職　千々和光俊　拝